- お子さんにこんな症状はありませんか
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- テレビの音量を大きくする、テレビに近づいて観ている
- 話をよく聞き返す、遠くから呼ぶと返事をしない
- 慢性的に鼻づまり・鼻水の症状がある
- 口をポカンと開けていることが多い
- 「耳鳴りや耳がふさがったように感じる」
「先生の声が聞こえにくい」などの訴えがある - 喉の痛み・腫れ・発熱が起きやすい
- お子さんは耳・鼻・喉の病気に
なりやすい! -
お子さんは耳・鼻・喉をつなぐ管がまだ細く、互いの器官が影響し合って病気になりやすい傾向があります。たとえば鼻風邪から、中耳炎や副鼻腔炎、扁桃炎を併発してしまうこともよくあります。また耳あかのつまり、耳や鼻に異物を入れてしまう、アデノイド肥大などもお子さんに多い症例です。
感染症の場合は学校でうつしあってしまうリスクもあるので、気になる症状は放置せずに早めに受診しましょう。
TREATMENT当院のお子さんの治療
当院はお子さんの治療を得意としています。
呼吸や感覚を担う耳・鼻・喉に症状が現れると、お子さんの集中力や意欲を削いでしまうことも。
なるべく早く苦痛を取り除き、健やかな成長をサポートできるよう、しっかり治療を行います。
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- 1お子さんとコミュニケーションをしっかりとります
- 小さなお子さんも、大人と同じように一人の患者さんとして接します。これから行う治療内容をお子さんにわかりやすく説明し、「何をされるかわからない!」という恐怖心を和らげてから治療を始めるようにしています。
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- 2治療のゴールを伝えます
- お子さんが嫌がるような治療も「10秒で終わるから、一緒に10数えよう!」など、具体的にゴールを伝えると、がんばってくれます。できる限り短時間で済むような、的確な治療を心がけています。
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- 3治療することをあきらめない
- 保護者の方にとって、お子さんが嫌がって泣いてしまうことはつらいと思いますが、当院では処置をあきらめません。大切なのは症状を緩和し、病気を治すことです。早く元気になってほしいという願いから、ときには痛い・苦しい処置もしっかり行いますので、どうぞご理解ください。
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- 4障がいをお持ちの方も
おまかせください! - 障がいをお持ちのお子さんも積極的に診療しております。院長は大学病院時代から、特別支援学校の校医を務めるなど、多くの経験を積んでいます。これまで培ったお子さんとの接し方や治療技術を活かして治療にあたりますので、安心しておまかせください。
- 4障がいをお持ちの方も
DISEASESお子さんに多い病気
中耳炎
症状
- 耳を痛がる
- 耳が聞こえづらい
- 熱が出る
- 耳をよくいじる
- 耳だれがある
- 夜泣きをする
お子さんが耳をよく触る、耳を引っ張るなどのしぐさを急にするようになったら、中耳炎かもしれません。中耳炎は、主に風邪をひいたことで、鼻と耳をつなぐ耳管から菌やウイルスが中耳に侵入することで起こります。
治療法は、抗生物質の服用が基本です。重症化すると鼓膜を切開して、膿を出す処置を行うこともあります。
急性鼻炎
症状
- 鼻づまり・くしゃみ
- 口呼吸をしている
- 集中力が維持できない
- 鼻水・鼻血が出やすい
急性鼻炎は、インフルエンザなどのウイルス感染や、細菌感染が原因で起こり、鼻水・鼻づまり・くしゃみの症状が出ます。鼻がつまることで呼吸や食事に支障をきたしたり、症状が進むと鼻の入り口が赤くなってただれたり、鼻血が出やすくなったりします。
点鼻薬・飲み薬や、鼻処置で鼻づまりの解消などが主な治療になります。
扁桃炎
症状
- 高熱が出る
- 食べものを飲み込みにくい
- だるそうにしている
- リンパが腫れている
扁桃炎とは、扁桃腺がウイルスや細菌に感染して炎症を起こす病気です。黄色ブドウ球菌や肺炎双球菌などが原因で、特にお子さんに多いのが溶血性連鎖球菌(溶連菌)感染症です。感染すると、のどの強い痛み・腫れ・高熱などの症状が出ます。治療には抗生物質が処方されますので、菌を残さないようしっかり飲み切ることが大切です。
INFECTION感染症による学校の出席停止について
お子さんが感染症にかかった場合は、感染症の集団感染を防ぐため学校保健安全法に従って出席停止をしなければなりません。
幼稚園児・保育園児から高専大学生まで、たとえ症状がなくなっていても、医師の許可が出るまでは登園・登校を控えてください。
対象となる感染症
- ○第1種(エボラ出血熱や、鳥インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症など)
- 第1種の感染症にかかった者については、治癒するまで。
- ○第2種(インフルエンザ、おたふく風邪、はしか、風疹、プール熱など)
- それぞれ定められた出席停止期間。ただし、病状により、学校医その他の医師において感染の恐れがないと認めたときはその限りではない。
- ○第3種(溶連菌感染症、手足口病、リンゴ病、ヘルパンギーナ、マイコプラズマ感染症など)
- 病状により学校医その他の医師において感染の恐れがないと認めるまで。
出席停止期間について
出席停止期間が定められているのは第2種感染症になります。
ほかの子にうつさないことはもちろん、感染したお子さん自身がほかの病気を併発しないためにも、
定められた期間は学校をお休みしてください。
インフルエンザ | 発症後5日、かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで |
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はしか(麻疹) | 解熱した後3日を経過するまで |
おたふく風邪 | 耳下腺、顎下腺の腫脹から5日、かつ全身状態が良好になるまで |
風疹 | 発疹が消失するまで |
水ぼうそう | すべての発疹が痂皮化するまで(かさぶた状態になるまで)、または発疹出現後7日まで |
プール熱 | 主症状が消退した後2日を経過するまで |
百日咳 | 特有のせきが消える、または5日間の抗菌性物質製剤による治療終了まで |
感染症の出席停止証明書の
作成を受け付けています
出席停止期間のある感染症にかかった場合、職場、学校に提出するための出席停止証明書を作成いたします。
必要な方はお申し出ください。